辺古山:これでようやく元の場所に戻れるんだな。
終於要回到最開始的地方了啊。
辺古山:お前は不思議に思うかもしれないが、私にとってこの島での時間は平和そのものだった。
你真是不可思議的一個人啊,我和你一起在島上度過的時間感覺到的一直都是平和的氣息。
辺古山:すっとここでみんなと平和に暮らせたら、とも思ったが…
一直和大家平和地住在這裏,這樣想著...
辺古山:私にも、夢ができたからな。
我也是,達到了自己的夢想。
日向:それってもしかして…好きな奴をデートに誘うって奴か?
那個難道是...邀請了想邀請的人嗎?
辺古山:ち、ちがう!そ、そんなんじゃなくて!
不、不是!不是那樣的!
辺古山:いやまあ、それもそれで大事だけど…
不過呢,那個雖然也很重要...
辺古山:とにかく、私は今まで自分の事をただの道具だと思い込もうとしていた。
總而言之,我到現在為止一直認為我只不過是道具。
辺古山:あの人の道具でありさえすればそれでいいと…
作為那個人的道具就好了...這樣想著...
辺古山:でも今は、あの人が目指す場所へ共にたどり着きたい。
但是現在,想把那個人目標地地方作為自己的目標,一起前往。
辺古山:同じ景色を見てみたいんだ。
想與他看一樣的景色。
辺古山:ただの道具ではなく…戦友として。
不僅僅是道具...應該是戰友。
辺古山:…日向、お前には本当に感謝している。今の私があるのはお前のおかげだ。
...日向,真的很感謝你。現在我想要對你表示感謝。
日向:そんな…大袈裟なんだよ。
那樣....太誇張了啊。
日向:俺はただ、辺古山と話がしてみたかった。それだけだよ。
我只不過是,和邊古山說了話而已。只是這樣而已。
辺古山:そのお前の行動が、私に笑うとはどういう事からを思い出させてくれたんだ。
你的行為,讓我能夠笑出來。產生了這樣的回憶啊。
辺古山:ただの道具にすぎなかった私にこんな感情を教えてくれたのはお前だ。
對著只不過是道具的我教給我了什麼是感情。
辺古山:お前と話していると不思議と落ち着く。初めてなんだこんな感じは…
和你談話就會不可思議地冷靜下來。這種感覺還是第一次...
辺古山:何なんだろうな、お前に対するこの感情は…
是什麼呢,對你的這種感情...
日向:(それを俺にきかれても困るんだが…そうだなぁ…)
那個我也很迷惑啊...那是什麼呢...
日向:友情…なんじゃないかな?
不是..友情嗎?
辺古山:そうか、これが…
是嗎,這樣啊...
辺古山:ふふ…そうか…これが友と想うという気持か…
呼呼,這樣啊...這是友情這種感情啊...
日向:(友情を連呼されると地味にヘコむけど…)
(雖然覺得稱作為友情有點土氣...)
日向:(辺古山の嬉しそうな顔を見てるとなんだかこっちまで嬉しくなってくるな。)
(但是看到了邊古山高興的表情,我也變得高興了起來。)
辺古山:日向…お前には本当になんと礼を言っていいかわからない。
日向..真的不知道該向你表達怎麼樣的恩情。
辺古山:私には今まで友と呼べる相手はいなかった…
我到現在為止都沒有能夠稱作為朋友的人...
辺古山:だから、お前は私にとって初めての大切な友人なんだ。
所以,你現在對我來說是第一個的,重要的朋友。
辺古山:日向…これからも私と友達でいてくれるか?
日向...以後和我也是朋友吧?
日向:当たり前だろ。
當然了。
日向:人生相談でも恋愛相談でも何でも乗ってやる。だから、何かあったら遠慮なく頼れよ。
人生相談還是戀愛相談,什麼都好,所以說,有疑問就來問我吧。
辺古山:…そんな風に言ってもらえるのは嬉しいものだな。
....聽到這種話當然會很高興啊。
辺古山:では何かあったら遠慮なく頼るとしよう。
那麼有什麼事情就拜託你了。
辺古山:ありがとう、日向。これからも…よろしく頼む。
謝謝,日向。以後也,多多指教吧。
日向:(しっかりと手を繋ぐ。)
兩人的手緊緊地握住了。
日向:(ちょっとだけ切ない気もするが、今はただ誰より辺古山に信頼されている事が嬉しかった。)
稍微有點注意到心裏的想法,現在什麼都比不上被邊古山信賴著的事情開心。
日向:(この島に来るまで感じた事もない、明るい想いが俺の胸を満たしていた。)
這是在來這個島之前沒有感覺過的事情,溫暖的思緒在我的胸中回蕩。
日向:(繋いだこの手こそがきっと、俺にとっての希望の象徴だから…)
緊握住的手一定,是我希望的象徵…